Raijintek Ophion EVOの冷却強化サイドパネルを深センに依頼した【構想・設計編】

mini itx Case, Ophion evoのケースのサイドパネルは強化ガラスでできている。
以前にも3スロット超のグラボを取り付けられるホルダーを制作したが、気温の上昇に伴い放熱が厳しい。
年明けにRTX3080に交換したのと、マイニング24H設定時、メモリ発熱も半端ないのでなおさら不安。

サイドパネルを撤去するのは簡単だが、グラボのファンに異物をぶつけて壊しそうだ。
そこで、今回は穴空きのサイドパネルを作ってみることにした。強化ガラスの置き換えとする。

穴あきを作るにあたって、まずは穴径の確認。指が入らない程度のサイズに仕上げる。
確認は3Dプリンタで行った。六角案はコストが厳しく最終的に没となった。

とりあえずFusion360で3D作って図面を書く。材質は3mmアルミ、熱によるタフネス、強度を加味している。

形状はDXFデーターをメインとした。
本当は中央に左右対称線引いて寸法線出すべきではあるが、「コスト見積用」という位置づけのためざっくり。
材質表記も強度部品ではないので、ざっくりアルミ指定。
データーは上記図面のPDFデーターと、dxfの2点を用意した。(dxfはfusion360のスケッチ投影で作成)

アルミなので外注前提となる。3mm切れるレーザーカッターを自宅に設置するのは予算・スペース共に難しい。
写真の90Wマシンでも非金属限定でお話にならない。
板金見積もりのmitsuriや板金工場をいくつかあたったが、予算が全く合わなかった。
なんと板一枚でophion evoが1個、へたすると2個買えてしまう!
途方に暮れる。

そんな中でみつけたこのサイト、Ablibaba経由で中国・深センにオーダーする方法があるらしい。
いくつかAlibabaで直接声掛けしたところ・・・
幸いにも非常に少ないロットでも丁寧に応対してくれるシンセンの会社が見つかった。
キーワードは、alminium cut serviceで検索した。

見積もりはすぐ飛んでくるし、何より早い!
頼んでいないのに、限度見本はすぐ出てくる、コストダウンの提案、造りの提案も頂いた。
当初高くなるからと、考えていなかった黒塗装も提案があり、追加した。
非常に少ない発注数なのにイタレリつくせりで驚いた。中国・深センではよくあることらしい。

なんやかんやであっという間に仕様が固まった。
Note欄を直し、finalの図面を出図して、アリババ経由で入金。
黒塗装仕上げとして発注した。どんな仕上がりで来るか楽しみだ。

今回は使わなかったが、図面だけupして見積もりを集める機能(RFQ)もあるらしい。
次は使ってみようと思う。

↓続き

Raijintek Ophion EVOの冷却強化サイドパネルを深センに依頼した【到着・組み立て編】GPU温度ー10°低下 【メルカリ材料販売中】

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