ペニーボード風のボード置き場がないので、メタルラックに掛けられるようにした。
今回はペニーボード風のボード(左)を用意した。22インチサイズ。
昨今の運動不足解消にはもってこいだ。
購入後はナットを調整すれば、滑るようになる。
あくまでそれなり、本家(右)とは違う、と思う。
Amazonで販売されているが、評価はよく確認したほうがよい。
この手のものは安全性に疑問のある商品も時々あるので自己責任で。
まずはモデリング。Autodesk社のFusion360(無償(条件付))を使った。
45度の角度をつけており、折れそうなため、10mmの厚みをつけた。
今回もアイリスオーヤマのメタルラックにとりつけることとする。
メタルラック25mmにあわせて制作した。
SKETCHで線を描いて、そのあとサーフェスとしてPULL。
厚みをつけてソリッド化。物掛けなどはサーフェスで面を張ってから厚みをつけるようにすると効率よく作れるようだ。
樹脂の使用量を減らすために真ん中は抜いている。端っこが丸い場合、サポートなしでもうまくいくことが多い。今回は大丈夫だった。
データを印刷した。いつもはPLAと呼ばれる生分解性プラスチックを使用するが、今回は強度に優れるABSを使用した。
PLAと比べ、ABSは収縮が激しく、台からはがれやすい。
そのため、台の温度をPLA60℃から100℃に変更してトライしている。
また、雰囲気温度向上を狙い、金属製のエンクロージャーで囲っている。
結果、何度か剥がれて失敗したが、なんとか印刷できた。
でも、この状態だと掛かりが甘くて落ちてしまう。
角度を+10度したデーターに変更。掛かりをよくするために長さも長くした。
いい感じについた。
これでしっかり止まるようになった。OK。ぐらつきもない。
ABSで印刷するのは難易度が高いためあまりお勧めはできないが、強度、耐熱性を確保したいときは必要だ。