メルカリにて、記事に登場した印刷物を材料として販売中です。
印刷用データーは最後にあります。
240mmの水冷ユニット、フルサイズ330mmのGPUがつくMini ITXケース Ophion EVOを使っている。
自作PCでスーパーコンパクトに入る部類に入るケースで代替が少ない。
ただし、GPUの厚みは2スロットまでとなっている。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061356-1024x681.jpg)
今回は3スロット専有型のGPUを取り付けたかったので、ケースに取り付けられるアダプタを作ることにした。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061365-199x300.jpg)
実際に3スロット専有型のGPUを取り付けるとガラス面に当たって閉められなくなる。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/p03317_bigimage_955d1af63be5322.png)
グラフィックスカードはPalit のRTX2060 Super JS。OCモデル。
いまどきのゲームはだいたい動く。
Palitの製品は他社よりも安く入手できる。(国内はドスパラ専売)
大きいおかげか、パフォーマンス、冷却性能は申し分ない。
しかも光る。(独自ソフト制御、ARGBやRGBは非対応)
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/p03317_bigimage_5815d1af64c2e060-1024x436.png)
写真の通り、厚みは本当に厚い。3スロットを超えている。ような気もする。
でかいグラボはグラボ映えする。だが、設置が難しい。
今回の組み合わせたグラボでは、ファンから15mm程度の距離をとれば風切り音や、熱がガラスに伝わることはなかった。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/p03338_bigimage_2915d19ac18b8ee4-1024x347.png)
参考にベーシックグレードの画像も用意した。
厚み、幅もプレートの内側に収まっている。
小型のケースには本来こちらが向いている。
とはいえ、でかいのを無理やり小型ケースに入れるのはロマンがある。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/SnapCrab_NoName_2020-7-13_15-44-9_No-00.jpg)
今回もFusion360を使って作図を行っていく。
Fusion360は条件付きで無償で使用できるCADだ。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/SnapCrab_NoName_2020-7-13_23-8-5_No-00.jpg)
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/SnapCrab_NoName_2020-7-13_23-12-8_No-00.jpg)
通気性を保つためにたくさんの穴を開けている。
グラフィックスカードと干渉しないように避ける形状としている。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061332-1024x681.jpg)
印刷した。
2個ずつ印刷、対象物が剥がれないようにBRIM(土台)もセットしている。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061375-1024x681.jpg)
多少荒れはあるものの、それなりにきれいにできた。0.3mmで積層。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061378-1024x681.jpg)
BRIMを入れているので、どうしてもバリは大きくなる。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061386-1024x681.jpg)
部材同士は2mmの鉄丸棒で固定した。造形済みの穴にはめている。
つまようじでは強度不足だった。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061387-1024x681.jpg)
しっかり接合できた。次はケース側を加工していく。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061388-1024x681.jpg)
ケース側には六角ボルトを延長している。写真では銀のスペーサが入っているが、最終的には六角を6個とした。
インチサイズ、AINEXのものを購入した。六角部分の長さは6.5mm。
ミリタイプを買わないように注意したい。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061397-1024x681.jpg)
取り付けた。通気性が確保でき、よりよく冷却できるようになった。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061395-1024x681.jpg)
グラフィックスカードとガラス面までも15mm程度取れており、熱が伝わったり、ガラスと干渉していた風切り音でうるさく感じることはなくなった。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0062477-1024x681.jpg)
追記、グラボを買い替えてRTX3080を載せてみた。これもばっちり。ド派手で最高です。
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0062506-1024x681.jpg)
ガラスパネルを取り付けるとこの通り。
夏はやや不安、追加でメッシュパネルを制作した話は別の記事で↓
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0062512-520x300.jpg)
![](https://windragon.matrix.jp/wp-content/uploads/R0061411-1024x681.jpg)
もともと作っていた薄型の黒、大穴のタイプをトライした結果。
固定がタイラップであったり、印刷がひずんだりしていた。
今回でようやく解決した。
これで夏の放熱問題にも耐えられそうだ。
↓のどちらかだとスペーサー一個で済みますかね…
https://www.monotaro.com/p/1112/7384/
https://www.monotaro.com/p/1112/7393/
ありがとうございます。長いのもあるんですね!
3Dプリンタで造形か…すごいですね。
わたしもOPHION EVOなのですがRTX3070だとガラスパネルに接触して…
この造形すっごくいいんですけど…商品化お願いします(笑)
まずはスペーサーでGPUとガラスの隙間大きくして
スポンジテープで塞いでから考えましょうかね…
ありがとうございます。
まさか出品頂けるとは思っててもいませんでした。
デザインもかっこいいのに値段もお出頃で驚きました。
同じデータでDMMにお願いしようか悩んでたんですけど助かりました!
RTX30系って大きくて分厚いラインナップが多いんですね。
とりあえずメルカリあたりで出す準備をします。
DMM makeで確認したところ、1パーツで1万程度、4個で4万程度でした。
プリンタがもう一台買えてしまう・・・
材料を販売開始しました。もし、ご興味あれば。
https://www.mercari.com/jp/items/m98504336398/
kitora12様
先日はメルカリにてフレームの販売ありがとうございました。
こちらにてご紹介させていただきました。
https://yukapero.hateblo.jp/entry/2020/11/28/150835
排熱問題も解決し、重たいゲームも安定動作して助かりました。
本当にありがとうございました。
ご紹介いただきありがとうございます。
うまく組付けられたようで安心しました。
また何かありましたらよろしくお願いします。
kitora12様
12月末にこちらのフレームを購入させて頂いた者です。
一部PCパーツが納入されなかったりと、諸事情により遅くなってしまいましたが、
先日無事組付けることができました。
負荷をかけても70度程で安定しております。
試しにフレーム無しで負荷をかけてみた所80度以上まであがりサイドガラスが
火傷しそうなほどになっていたので、こちらのフレームを購入していてよかったと
思いました。
本当にありがとうございます。
kitora12様に一つお願いがあるのですが、今回のPCの組付けをyoutubeで動画にしようと考えております。その動画の中でこちらのフレームを紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?(登録者数10名程なので、紹介になるかわかりませんが…)
お世話になっております。返事が遅くなって申し訳ございません。
無事に取付られたようで何よりです。効果もあったようでよかったです。
紹介等自由にしてくださってかまいません。